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「受け口」を歯科矯正で治す方法は?原因と治療法を解説

受け口(反対咬合)は、下あごの歯が上あごの歯よりも前に出た状態です。

口を閉じている時、しゃくれているように見えるため、見た目を気にされる方も少なくありません。また見た目だけでなく、歯の食いしばりや発音など、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

ここでは受け口の原因を解説するとともに、歯科矯正での治療法をご紹介しましょう。

機能的にも審美的にも問題となる「受け口」

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正常な噛み合わせでは、奥歯を噛みしめたときに上あごの前歯が下の前歯に軽くかぶさりますが、「受け口」の場合は、前歯の前後関係が逆になってしまいます。医学的には「反対咬合(はんたいこうごう)」や「下顎前突(かがくぜんとつ)」と呼ばれます。

「受け口」は、そのメカニズムによって2つのタイプに分けられます。1つ目は、上あごよりも下あごの方が大きい骨格の問題から引き起こされる状態のもの。2つ目は、下の歯が前に突き出して上の歯が内側に傾くなど、歯の生える方向によって生じるものです。また、この2つの状態が重なったタイプの「受け口」もあります。

「受け口」になる原因と影響

「受け口」になる原因は、家族からの遺伝に加えて、頬杖などの生活習慣が挙げられます。上唇を噛む、舌で歯を押すなど、日常的に行う癖が「受け口」の原因を作ってしまうのです。

さらに「受け口」は、咀嚼(そしゃく)や発音に悪影響をおよぼします。前歯がうまく噛み合わないことで食べ物を噛みきれなかったり、前歯の付け根を使う「サ行」や「タ行」がきれいに発音できなくなったります。

下の前歯が飛び出しているので、口が閉じにくくなる場合や、口を閉じると「への字口」をしているようにみえてしまうなど、外見上のコンプレックスにつながることもあるでしょう。

「受け口」の治療法

「受け口」を歯科矯正で治せる?

「受け口」の治療法は、タイプによって異なります。大人の場合は、骨格の成長が終わっているので、「外科手術と歯科矯正の併用」または「歯科矯正」での治療が行われます。

「外科手術と歯科矯正の併用」による治療では、「術前矯正」を行い、その後全身麻酔を使用して「下あごの骨」の長さを調節し、最後に術後矯正で歯並びを整えます。大がかりな手術になるため、術後は2〜3週間程度の入院が必要です。「歯科矯正」による治療では、歯を移動させることで前歯の向きを調節し、「上あごの歯」と「下あごの歯」の前後関係を治します。

治療方法は本人の希望を考慮して決定されるので、自分の受け口の状態や治療方法による違いについて、矯正歯科医に相談のうえよく検討した方がよいでしょう。

「歯を移動させるだけの治療」なら歯科矯正のみで対応可能

上述の通り、「受け口」を歯科矯正のみで治療できる場合もあります。全身麻酔を使用する「外科手術と歯科矯正の併用」による治療に比べると、「歯科矯正」のみであれば、肉体的・精神的負担の少ない治療が受けられます。

以上の点を踏まえ、「受け口」でお悩みの人は、矯正歯科医に相談してみることをおすすめします。バランスの取れた美しいあごのラインを手に入れ、笑顔あふれる毎日を送りましょう。

歯科矯正は葛西モア矯正歯科へ

葛西モア矯正歯科では、日本矯正歯科学会の認定医が診察をいたします。

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この記事の監修医師

葛西モア矯正歯科 院長 酒井 優真

葛西モア矯正歯科 院長

酒井 優真

Yuma Sakai

  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • インビザライン公式認定ドクター

日本全国の歯科医院で矯正治療に従事し、3,000人以上の治療を担当。2017年、葛西駅前に「葛西モア矯正歯科」を開院。

歯列矯正への心理的ハードルを下げるべく、「治療中の見た目」や「痛みの少なさ」に配慮した治療に力を入れている。


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