人目につきやすい歯の表側には装置をつけない「裏側矯正」。歯科矯正中もナチュラルな印象の口もとでいられるので、美容に関心の高い人から注目を集める治療方法です。
今回はそんな「裏側矯正」について、頻繁に寄せられる質問にお答えします。
目次
Q1:「裏側矯正」は本当に人に気づかれない?
「裏側矯正」では、通常の会話や食事のときに装置が人目に触れることはほとんどありません。至近距離で口元をじっと見つめられても、違和感をもたれる可能性は低いでしょう。
ただし、歯の裏側が見えれば当然ながら装置も見えてしまいます。大きく口を開けて笑う際は注意が必要です。
Q2:「裏側矯正は治療中に虫歯になりにくい」のは本当?
「裏側矯正」では、唾液のはたらきによって虫歯菌の増殖を抑えられるため、虫歯になるリスクを減らせます。
一般的に、歯科矯正中は装置と歯の間に食べかすが挟まりやすく、虫歯菌が増殖しやすい状態になります。「裏側矯正」であれば、唾液が循環しやすい歯の裏側に装置をつけるため、たっぷりの唾液が装置と歯の間の虫歯菌を洗い流し、虫歯になりにくくしてくれるのです。
ただし、歯の裏側は表側に比べると歯ブラシが届きにくく、ケアが難しい部分でもあります。虫歯予防のために、丁寧な歯みがきは欠かせません。
Q3:「裏側矯正」で治療できない歯並びはあるの?
歯の表側から歯科矯正ができる歯並びであれば、ほとんどの場合、「裏側矯正」での治療も可能です。
ただし、「裏側矯正」は比較的新しい治療法であり、担当する歯科医師には高い技術力が求められます。そのため、必ずしもすべてのクリニックで適切な治療ができるとは限りません。
「裏側矯正」を希望する場合は、経験が豊富な専門の歯科医師の診察を受けるのが良いでしょう。
Q4:「裏側矯正」ではしゃべりにくくなると聞きましたが、日常生活への問題は?
「裏側矯正」では、初めて装置をつけたとき、一時的にしゃべりにくさを感じることがあります。長くとも2週間から1ヶ月程度で慣れるので、日常的なコミュニケーションについて心配しすぎる必要はありません。
前歯の裏に舌を近づけると装置にふれるため、「サ行」「タ行」「ラ行」でしゃべりにくいと感じる傾向があります。しかし、周囲の人から違和感を持たれるほど滑舌が悪くなることはまれです。
Q5:「裏側矯正」の費用はどのくらい?
上下とも「裏側矯正」で治療を行うと、一般的に、90万円〜150万円程度の費用がかかります。高度な技術と特別な装置が必要なので、表側からの治療よりも高額になるのです。
Q6:「裏側矯正」をしたいけれど費用が気になる・・・
人目につきやすい上の歯は裏側から、目立ちにくい下の歯は表側から矯正を行う「ハーフリンガル矯正」という方法もあります。上下とも「裏側矯正」を行う場合に比べると、治療費用を1〜2割ほどおさえられます。
「ハーフリンガル矯正」では、下の歯には表側に装置をつけるので、目立ってしまわないか気がかりな人もいるでしょう。歯の色になじむ白色の装置を選べば、装置が人目にふれても自然な印象でいられます。
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歯科矯正の相談は葛西モア矯正歯科へ
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この記事の監修医師
葛西モア矯正歯科 院長
酒井 優真
Yuma Sakai
- 日本矯正歯科学会 認定医
- インビザライン公式認定ドクター
日本全国の歯科医院で矯正治療に従事し、3,000人以上の治療を担当。2017年、葛西駅前に「葛西モア矯正歯科」を開院。
歯列矯正への心理的ハードルを下げるべく、「治療中の見た目」や「痛みの少なさ」に配慮した治療に力を入れている。
<3000症例以上の豊富な経験と高度な技術で、装置の見た目にもこだわる矯正治療を提供>
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